私、株の本は日本語で読んできました。
で、「配当金というのは、企業が儲かったお金を、会社の成長に再投資するのではなく、株主にお礼として還元するもの」と読んできました。
だから配当金が入ったら、喜んでいました。
しかし知らなかったのです。その分、株価が減らされているのだと。
なんと今日まで知らなかったのです。
配当金の本当の姿をようやく知る
今、無職なんですけど、仕事も見つからないので、わずかに所有している株の上がり下がりばかり見ている引きこもり生活状態でして、ふと、持っているETF(株で大損してきたので、ETFを持つようになりました)の記載の横に”D“という文字があるのに気づき、これはなんぞやと調べたところ、
”D”は、Dividend(配当金)のDということでした。で、
と書いてあるのを見て、「この日にあなたの所有している(資産の)価値が下がる(DROP)」ってどういうこと?
と、青くなっちゃったんですよ。
それで初めて知りました。
配当金って、
たとえば1株持ってて、その株価が今100ドルで、
配当金が10ドルとすると、
株価は90ドルに下がって(Drop)、配当金が10ドル支払われるということで、
合計100ドル、変わらない、ということを。
株主優待も同じ
日本にいた頃は、シングルマザーなりに捻出して買っていた株で、スタバ(その頃は上場していた)と吉野家の株主優待券をもらって、ウキウキしていたのですが、それら優待の金額は株価から引かれていたと、今になって知りました。
喜んでいた私はなんだったのか。愚かでした。
あのころは、スタバで飲むのは優待券をもらった時だけ。吉野家の牛丼券は親にプレゼントしていました。今ごろわたし、お金持ちになっていてもよさそうなのですが、相変わらずの生活だな。
ところで、アメリカには株主優待はほぼ無いですね。
- Berkshire Hathawayの株主向け割引
- 一部のホテル会社の株主特典
- 一部のクルーズ会社の船内クレジット
というのを出すことがあるそうですが、一般人が使えるものがなさそうです。そして、アメリカ人は「割引特典より、キャッシュ・プリーズ」という人が多いので、優待はほぼ無いのだとのこと。
話がそれました。
証券会社の画面で、配当金を「キャッシュで保有する」か、「再投資する」か設定できるので、ほんのわずかですが、お金に働いてもらわないと、私が働いていないので、「再投資」に設定しました。
日米・配当金の違い
日本
株主名簿確定日
さて、日本では、配当金を受け取るためには、「株主名簿確定日」が大事で、「配当金を受け取りたければ、この日より前に株を買っておかないといけない」と言われていますよね。
その日に株主であれば、配当金受け取り確定です。
現在、権利落ち日の2日前が株主名簿確定日というのがほとんどだそうです。
- 株主名簿確定日
- 2日後に権利落ち日
アメリカ
権利落ち日 Ex-Dividend Date
アメリカでは、皆、株主名簿確定日(Record day)は気にしていません。
権利落ち日(Ex-Dividend Date)だけを見ています。
なぜならアメリカでは、権利落ち日と株主名簿確定日が同じ日か、
または株主名簿確定日が権利落ち日のなんと翌日というケースがほとんどだからだそうです。
- 権利落ち日(&株主名簿確定日)
- または、翌日に株主名簿確定日
そういうわけで、私が見ていた証券会社の配当金詳細にも株主名簿確定日(Record day)は記載されておらず、いつなのか調べたところ、
権利落ち日と株主名簿確定日が同じ日で、支払日が2日後でした。
- 権利落ち日&株主名簿確定日
- 2日後に支払日
配当支払い日
アメリカ
そしてアメリカでは、ETFの場合の配当金の支払いは、権利落ち日&株主名簿確定日の翌日または翌々日がほとんどで、
株の場合も権利落ち日と株主名簿確定日は、同日または確定日のほうが1日後というケースが多く、配当金は翌日から数週間以内に支払われるということでした。
- 権利落ち日(&株主名簿確定日)
- または翌日に株主名簿確定日
- 翌日から数週間以内に支払日
日本
一方、日本の場合は、株主名簿確定日は、権利落ち日の2日前が一般的となってきているそうなのですが、配当金の支払いまでに数か月を要することが多い。
日本の多くの企業は
- 株主名簿確定日:3月31日
- 配当金支払開始:6月下旬~7月上旬
というスケジュールが一般的のようです。理由は、
- 3月末で決算
- 5月頃に決算発表
- 6月の株主総会で配当を正式決定
- その後に支払い
だからだそうです。
そういうわけで、日本では、株主名簿確定日と支払日が数か月も離れているので、「配当金を受け取りたければ、この日より前に株を買っておかないといけない」というのが肝になってきます。
権利落ち日を過ぎて株を買うのは得なのかどうか
さて、権利落ち日に配当金分が株価から引かれるので、論理的には、株価が下がるわけです。
それなら、その時に株を買ったら得なのか、どうなのか、なのですけど、
配当金は、上の例では、100ドルの株で10ドルの配当金として書きましたが、
実際は1%とか、0.0何パーセントとか、非常に少ない金額なので、「お、安くなってる!」なんて思わないぐらいの差額のようです。
わずかなのですけど、配当金が入る権利も無いことですし、損ってほどでもないけど、得っていうわけでもないみたいですね。
そういうことで
アメリカは配当金が出る日をチェックして数週間から数日前までに株を買えばOK。おおざっぱな国民性をここでも感じました。
ちなみに、株主名簿確定日に株を持っていて、配当金を受け取る権利を獲得したら、その後、株を売っても配当金はもらえます。
これは変わりないルールのようですね。ほっとしました。
ほんと、年を重ねた分、ちょっと賢くなっているのかなと思いたいですけれど、蓄積してきた情報が古くて使い物にならないようで困りますわ。
アップデートは必要ですね。大変だ。

