AmazonMTで稼げるのか?どんなものか実践しました
Amazon Mechanical Turk(アマゾン・メカニカル・ターク)略してAmazon MT(アマゾンMT)とは?
Mechanical Turk(メカニカル・ターク)は、Amazonが運営している、仕事を依頼したい人と、仕事をしたい人をつなぐプラットフォームです。
企業が、写真の識別、データ入力、簡単な調査といった、人工知能ではできず人の手を借りる必要がある「ヒューマンインテリジェンスタスク」を、アウトソーシングおよびクラウドソーシングし、個人がそれらのタスクを迅速に実行してお金を稼ぐというシステムです。
企業は安価に依頼でき、個人は興味のあるタスクだけを選び、隙間時間にすることができるというWin Winのシステムです。
AmazonMTで稼げるのか
さて、AmazonMTで稼げるのでしょうか?
始めたころはまだ信用(クオリフィケーション)ができていないので、1タスク1-2セントといったタスクしかする機会はありませんが、こなしているうちに割の良い、自分にあった仕事をする機会が開かれるので、ある程度の英語を読めて、隙間時間にコツコツと、コンスタントに作業をするのが苦手でない方は、あら、気づけばこんなに貯まっていた!というようになれる可能性があると思います。
現に、隙間時間にタスクをこなし、週に150-200ドル、6年で5万ドル(約550万円)も稼いだ人がいます。
要は自分に合う合わない、ではないかなと思うので、次に、AmazonMTのプロとコン(良い点と悪い点)を書き出してみますす。
AmazonMTのプロとコン(良い点と悪い点)
プロ(利点)
- Amazonを通してのタスクなので、安心できる
- 支払いは週払い、各週払い、月払いから選択できる
- どんなものか確認してからタスクにとりかかれる
- タスクから断られることはなく、自分をしたいものは実行させてくれる
- タスクが単純なものが多い
コン(悪い点)
- 金額が非常に小さい
- 英語力がある程度必要なものもある
さて、わたくし、登録してやってみましたので、その様子と思ったこと、結論を書いてみますので興味のある方は順に読み進めてみてください↓
AmazonMTの登録方法
タスクを依頼する企業も、タスクを引き受けたいWorkerワーカー(私たち)も、ここから登録します。↓
Amazon Mechanical Turk の登録はこちら
ワーカーになることを希望の私たちは、この青い豚の貯金箱のほうから登録していきます。
←Amazonアマゾンへログイン(または登録)する画面に切り替わります。
ログインしたら(下の図参照)Worker Registation(ワーカー・レジストレーション)で、自分の情報を入れていきます。
登録には、48時間以上かかり、メールで結果が届きます。
←おめでとうございます!という内容のメールが届いたら、ここから、登録プロセスを完了していきます。
リンクをクリックします。
Amazonのログイン画面になりますので、ログインします。
報酬受け取りのためのAmazon Payments(アマゾン・ペイメンツ)の登録をします。(写真下↓)
情報を入力していきます。ソーシャルセキュリティ番号の入力も必要です。↓
入力後はメールアドレスの確認と、Amazonによる本人確認が行われますが、これが最長で24時間かかります。(↓)
(←左の写真)24時間以内に、メールが届いているので、Verifyをクリックして、メールアドレスの確認をしましょう。
確認が済むと、再度ログインして、Amazon Paymentsの口座ができていることを確認できます。(下の写真↓)
確認出来たら、Bank account management(銀行口座管理)から銀行口座情報を入力すれば、報酬がそこへ送金されます。
AmazonMTの支払いはどうやって受けられるの?
振り込んで欲しい銀行口座を紐づけし、支払い期間を1週間、隔週、3週間、1か月の中から選ぶと、その日から数えて1週間、隔週、3週間、1か月のちに、振り込んでくれます。
または、アマゾンギフトカードを選択することもできます。
私は初日にやってみて、これはちょっとめんどうくさいなとそのまま放置していたのですが、その日の稼ぎがきちんと振り込まれました。
なんと、1ドル以下でも振り込んでくれるんですね。さすがAmazonです!十分貯まるまでまたずにいいのはありがたいです。
AmazonMTのタスクについて
クオリファイされることで、できるタスクが増えていく
さて、AmazonMTへログインして上のメニューからQualificationsをクリックしたのが下の図です。自分自身のクオリフィケーションについてが書いてあります。これは、まじめにタスクに取り組んでいるかどうかから評価が出るもので、きちんとこなしていくことで、将来、割のいい仕事ができる可能性がでてきます。
上からどんなものか、内容を要約したものが以下です。このYour Valueあなたの評価、の数字は、自動的に生成されるものです。
HIT approval rate (%)
HIT承認率(%)
引き受けて終了し送信したタスクが認められたまたは拒否された率。100が望ましい。
HIT submission rate (%)
HIT提出率(%)
引き受けたタスクを終了して送信した率。100が望ましい。
Total approved HITs
承認されたHITの合計
引き受けて回答を送信したものがきちんと認められた率。100が望ましい。
HIT rejection rate (%)
HIT拒否率(%)
回答になっていないものを送信したので、認められず拒否された率。0が望ましい。
HIT abandonment rate (%)
HIT放棄率(%)
やり始めて途中でやめた、放棄した率。0が望ましい。。
HIT return rate (%)
HIT返品率(%)
未回答にして放置したもののパーセンテージ。0が望ましい。
タスク内容は?どれぐらいあるの?
仕事はこの時点で995件あります。
しかし、まだ経験の無い~浅いワーカーには、できる仕事が限られています。下をご覧ください。要クオリファイのものは、タスクをこなしていくことで、信頼度が上がり、紹介してもらえる仕事です。
報酬は、雀の涙ほどのようで、見るとがっかりしてしまいますが、タスクは単純です。
どんなタスク?
仕事として登録し、引き受けているのでここには写真を掲載できませんが、タスク自体は簡単ですが、多少英語力が必要になります。
写真の識別
たとえば、写真が5枚並んでいて、順に様子が変わっています。それを見て、どういうものかを英語で書くというもの。
部屋の中がちらかってやがてきれいに整頓されている、などといった写真です。
制限時間は3分ですが、1分もかかりません。これで1タスク5セントです。
リサーチ
あるいは、高校の名前が書いてあります。この高校の校長先生の名前、校長先生へのメール連絡先、学校への代表連絡先をコピペする、というもの。これは、1件で1セントでした。
写真のタスクは自分で文章を書かないといけないものの、直感で答えるだけなので、簡単ですが、高校の校長先生の連絡先。これは思ったより大変でした。
グーグルしたら、私の想像している高校とはちがう、田舎の生徒数が10人ぐらいの学校で、校長先生は牧師だったり、メールアドレスなんてなかったり。
しかしそういう場合は、ブランクではなく、N/Aと記入してサブミットすればちゃんとタスクをしたとして認めてくれます。
やってみた結果、どうだろう
隙間時間に頭を多少使うゲームとして楽しめる人には、ちりもつもれば大金へ、という魅力的なオファーだと思います。
単に内職として小銭を貯める手段にするには、ちょっと苦痛と思います。何しろ単価は低いし、英語力が多少必要だし、他のアンケートサイトよりも多少責任感がいる気がします。
私は初日に数時間で数十セントという結果でした。
単に一日に数十セント稼ぐというのなら、Inboxdollarsインボックスダラーズのサーチボックスを使ってオンライン検索をすれば、それだけで、ゲームのスクラッチ権利を獲得して、数セント入るので、楽々たまります。
しかし、Inboxdollarsインボックスダラーズのアンケートは、答えていっているのに、あなたは対象外です、とはじかれて、1セントも入らないという、屈辱的な気分を味わうことがものすごく多いのですが、AmazonMTでは、きちんと自分のできるタスクが用意されていて、どんなものかやる前にチェックして、できそうならする、するとAccept したらタスクをさせてくれる、というのが良いです。
ものすごくお金持ちにはなれませんが、単純作業で小銭を貯めることはできるAmazon Mechanical Turkアマゾンメカニカルターク、興味があればトライしてみてください↓
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