ジョージアでメタルのコンサートへ一人で行ってきた

♦ワタクシゴト

ハワイへはバンドがめったにコンサートをしに来ませんが、アメリカ本土では行こうと思えば行ける距離でコンサートがあるのが嬉しいです。

ジョージア州へ一人で引っ越して来てもうすぐ半年ですが、昨日は、Disturbedというメタル系のバンドのコンサートがあり、郊外の会場まで車で行ってきました。

普段出かけずすっぴんにどうでもいい服なので、

イベントにわくわくしっぱなし。

昼から張り切って、髪を巻いたり、化粧をできるだけ濃く塗ってみたり、あれこれ張り切りました。

で、開園2時間前にパーキングが使えるようになるというので、2時間前に着くように家を出たのですが、

ジョージアの交通渋滞は全米一ひどいと言われているそうですが、早めに出たけどやっぱり混んでて、事故もあったようで、「遅れる。どうしよう、混んでて道路で駐車場へ入るのを待つような渋滞にはいったら。。。」と、ドキドキしました。

以前、カリフォルニアのコーチェラで開催されたメタルのコンサートへ行った時は、大掛かりで、パーキングに入るために道路から大渋滞という悲惨な状況だったので、

大丈夫かな、と自分の運転能力が不安でしたが、

(今年のレディーガガが出たコーチェラでは、パーキングへ入るために道路でなんと13時間もの渋滞になり、猛暑のためにエアコンかけっぱなしで、ガソリンが無くなるという車もあったり、トイレしたくなって、路肩でするはめになったりという事件まであったそうな。余談ですけど。)

さすが、ジョージアの郊外、平日の早い時間というのもあり、パーキングへはすいすいと入れ、出入り口のすぐそばに空きを見つけて停車。

パーキングのビルを出ると、会場は目の前。会場を待っている人も見えました。

黒人の方たちが多い州で、こんなに白人の方たちばかりが集まるのは驚き。音楽の好みの違いですね。いや、アジア人もいなかったけど。。。

一人で行ってる人もなかなかいなさそうでした。

年配のカップル、ゲイのカップルもけっこう多くて、仲良くてうらやましかったです。やはり、好きなものを一緒に体験して経験をわかちあえるって素敵だと思う。

私もね、一人で行きたいわけじゃないです。

でも一人じゃいけない、なんて言ってたら、せっかく近くでコンサートがあるのに、見そびれちゃう。

なので、しょうがなく、一人で行くわけですが、

一人でも、十分すぎるぐらい、楽しかったです。行ってよかった。

さて、中へ入るときのセキュリティーはきびしくて、空港並みでした。

アメリカ本土で人が集まるところでは乱射事件とかありがちなので、やはり心配だったから、きびしくしてくれるのは大歓迎です。

中に入ると、皆売店で並んでお買い物。私は2階席なので、エレベーターでセキュリティチェックを受けて、上へあがりました。

6時半に始まりました。前座はNothing Moreというバンド。パワフルなプログレッシブ・メタルでしびれちゃった。

本日、オンラインで聞きましたが、やはりコンサートのほうが素晴らしい声量で、何倍も良かったです。

3曲だったか4曲だったか、演奏後に、
20分のステージ上の入れ替えがあり、
さあ、始まるのか!と思ったら、

第二の前座でした。
Daughtryというバンドで、こちらもすごかった。

最初のNothing Moreよりもずっと長く演奏していたので、わたし、途中で不安になっちゃって、

「ひょっとしたら、わたし、ディスターブドのコンサートチケットを買ったつもりが、トリビュートバンド(そっくりさんバンド)のチケットを買ったのかな」と思ってしまいました。

不安になったとき、Daughtyのボーカルが「Are you ready to Disturbed?(ディスターブドを聞く用意はできてるかい!」と言ったので、

ああ、間違えてなかった、とほっとしましたよ。(笑)

そう言ってからまたもや1曲ご披露してくださいました。

で、いよいよ、ほんとにDisturbedが出てきたのは夜の9時です。

見せ場が多く、スモークに、ファイヤーに、ライトに、飾りに、すごかった。お着替えも3回。

お着替えといっても、囚人服とかに、なんですけど。

そのため、間に20分の休憩もありました。

もうね、さすがアメリカだなあと思う盛り上がりで、歓声がすごかったんですよ。

しかし、11時に終わると、「アンコール」の呼びかけも無く、さっさと引き上げる皆様。

あんなに盛り上がっていたのに!?って感じです。

まるで「さ、明日も仕事だし、パーキングが混む前に出て帰らなきゃ」って感じですよ。

ちょっと寂しかったです。

終わって帰りは、夜中近くだし、道路は空いてると思いましたが、

時速70マイルなので皆80マイル(約130キロ)は出して、びゅんびゅん走っているし、

道路工事をしていて一車線になっていたり、事故で交通止めがあったりして、左に連なる車に、「いれてくださーい」とすり寄っていって割り込むのがドキドキだったり、

ループで出た先、ループを走ったからスピードが落ちているのに、そこから左5車線目に素早く移動しなきゃいけない場所があったりで、ドキドキ。

車線変更が間に合わず、家とは反対方向へ向かうことになってしまったりして、

けっこう怖い思いをしながらかえってきました。

街中の運転は楽しいけれど、ハイウェイの運転はまだまだ怖いです。慣れてなくて。

この日のために、ここまで下見運転に行ったんですよ。行も帰りも車線変更が間に合わずに逆方向へ行くことになったので、当日は大丈夫!と思ったけど、

やっぱりだめでした。足が震えちゃった。

だけどパーキングなどがすいていたから、またここで好きなバンドのコンサートがあればいいなあ。

 

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