ビルトモア・エステイト(マンション)へ行ってきました

♦ワタクシゴト

私の引っ越して来たジョージア州のアトランタ近郊やその周辺のステイトでは、春の嵐というのが毎年あるそうで、トルネードや雷、大雨が数時間にわたって続き、その後は何事もなかったかのように、美しい空になります。

森の中の街と言われるぐらい、木々が多いからなのか、雨の後の浸水なども今のところ未経験です。

ハワイではちょっと大雨が降ると、道路が冠水して大変だったのは、なんでなんだろうなあ。島だから海に流れていきそうなのに。

よくわかりません。

私は雷が怖いし、(子供の頃に目の前に落雷したらしい。記憶から飛んでいますが。)雨の中の運転も苦手ですが、せっかくの春なので、

お天気がいい日を狙って、旅に出ることにしました。大陸なので、車でどこまでも行けるのがありがたいです。

ノースカロライナ州のアッシュビルにある「ビルトモア・マンション」へ遠出してきました。

マンションといえば、「豪邸」のことなので、日本のマンションはアメリカでは「コンドミニアム」か「アパート」に該当すると言われますが、

アメリカで言う「マンション」も、ちょっとした豪邸のことだろうと思っていた私、ビルトモア・マンションを見てたまげました。

こ、こ、こ、これがマンションというものか!

部屋数250!バスルームは43!

1889年に建て始めた「夏の別荘」なのだそうですが、オーナーとエジソンの交流により、当時から電気が供給されていたそうで、エレベーターまであるというすごさ。

中の絵画、家具、リネン、タペストリーなどは、オーナーがヨーロッパへ何度も出向いて買い付けた15世紀からのアンティークなのだそうです。

地下にはボーリング場、潜水ができる深さのある室内温水プール、
キッチンは通常のキッチンと、ペイストリー用のキッチンと、ロティサリー用キッチン(チキンなどを長時間かけて焼き上げる大きなグリルがありました)があり、どれも広々としていました。

現在はステイトにより、歴史的な邸宅博物館として、開放されているそうです。

ものすんごく入場料が高かったのですが、維持費にしっかり使われているようで、バラの庭園、いくつもある手入れの行き届いた温室、館内の保存状態など、どれもため息が出るほどのすばらしさでした。

レストランの一角があり、そこでザワークラウトの乗ったホットドッグとコーラを買って、外のテーブルで食べたのですが、足元がレンガで、まるでヨーロッパのようで、

気軽にヨーロッパを堪能できた気分です。

そして、こちらの子孫が訪れていたエジプトで、ミイラの発掘に携わっていたということで、「ツタンカーメン展」も敷地内の美術館で開催されていました。

「ツタンカーメン展」は世界の主要都市で開催されてきていますが、私は初めて見ました。

なんとまあ贅沢な黄金を、死者の墓に一緒に埋めてしまうなんて、すごいなあと思います。

そんなわけで、とても楽しい旅でした。

日常生活から抜け出して旅をすることのだいご味は、自分が「これが普通」と思っているものがいかにちっぽけな物差しによって見ているものか、己の小ささを知ることだと思うのですよ。

ありがたいことに、お友達が海外旅行へ誘ってくれているのですが、私、働いていないので、時間はあるんですけど、先立つものが無く、遠出はなかなかする勇気が出ません。

また「ちょっとした遠出」をして、満足しようと思ってます。

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