アメリカで生活していると、「Money Order(マネーオーダー)での支払い」のみ受け付けてくれるというケースがありますが、これってどんなもので、どのように購入して、どう書いたらいいのか、紹介させていただきますね。
Money Order(マネーオーダー)とは
Money Order(マネーオーダー)とCheck(チェック=個人小切手)の違いを見ていただくと、どんなものかわかりやすいと思います。
Money Order(マネーオーダー)
- USPS(郵便局)などで発行してもらう。
- 必要な金額をUSPS(郵便局)などで支払い、その金額が記載されたMoney Order(マネーオーダー)を作成してもらう。
- そこに、受取人の名前と住所、および自分の名前と住所を記入する。
- 受取人が、Money Order(マネーオーダー)を発行した機関へ持っていって、換金する。
メリット
すでに支払人が、発行した機関に支払い済みなので、受取人は確実に記載金額を受け取れる
受取人のみが換金できる(IDで確認)
Check(チェック=個人小切手)
- 自分の金融機関が発行してくれた自分専用のCheck(個人小切手)に、必要な金額を記入
- 受取人の名前を記入する。
- 受取人は、金融機関に持っていって、換金する。
デメリット
支払人の口座にその金額があればよいが、無かった場合、Bounce(バウンス=落ちない)してしまい、受取人はお金を受け取れない。(支払人にもバウンスのペナルティが課される)
受取人が、裏書すれば、他の人が換金できる。(※これは流動性の面でメリットでもあります)
今では遠く離れた人へ送金したい場合に、Venmo(ヴェンモ)やCash App(キャッシュアップ)などといった無料のアプリが利用できますが、
遠隔のきちんとした機関への支払いの場合は、やはり、郵送できる紙でできた、Check(チェック=個人小切手)または、Money Order(マネーオーダー)となりますので、Money Order(マネーオーダー)の購入方法と書き方はぜひ覚えておいてください。
Venmo(ヴェンモ)についてこちらで紹介しています。
Cash App(キャッシュアップ)についてはこちらで紹介しています。リファーラルが入りますのでぜひご覧ください。
Money Order(マネーオーダー)はどこで買えるか
- USPS(郵便局)
- Walmart(ウォルマート)
- Western Union(ウエスタンユニオン)
- 銀行
Money Order(マネーオーダー)を買うときの注意
- 手数料がかかります。(後述)
- 通常はキャッシュ払い。クレジットカードやデビットカードでの支払い不可がほとんどです。
- 銀行では、口座が無いと発行してくれない場合があります。
Money Order(マネーオーダー)の発行手数料
Walmartウォルマート
最も安く、発行手数料は最大でも$1です。
$1,000までのMoney Order(マネーオーダー)を作れます。
サービスカウンターで取り扱っています。
USPS(郵便局)
$500までなら、発行手数料は$2.35
$500.01から$1,000までなら、$3.40
(ミリタリー居住地内のUSPSならID提示で$0.79)
金融機関
大手銀行および信用金庫(Union)で取り扱っていますが、手数料は平均で$5
ただし、そこに口座を持っていることが条件であったり、お得意様であれば、手数料は無料だったりします。
コンビニ、大手スーパーマーケット
取り扱い先により異なります。
Money order(マネーオーダー)の書き方
- Pay toまたはPayeeと書いてあるところに、受取人名を記入します。受取人の住所も記入します。
- FromまたはPayerと書いているほうが、自分の名前、住所を書くところです。
実際のMoney order(マネーオーダー)には、金額と日付が印字されてあります。
発行先のMoney order(マネーオーダー)により、署名(サイン)を書くところがあるものがあります。その場合は、署名(サイン)しておきます。
以上、Money Order(マネーオーダー)の買い方、書き方でした。
お役に立てば幸いです。