ワタクシゴトですが:ジョージアで起業が、結構大変なので、覚書

●生活情報

ハワイで暮らしていたころ、ちょっとした販売をネットでするにあたり、個人事業主登録をしていたら、いろいろ経費で落とせるよ、と教えてもらい、登録したことがあるのですが、
オンラインで申請するだけで、当時、20ドルぐらいで済んだし、すごく簡単だったと記憶しています。

それで、今暮らしているジョージア州でも、オンラインショップをしようと思って、オンライン登録しようとしたところ、書類がやたらあるうえに、公証も必要!とあって、大変だったのですが、すすめるうちに、どんどんどんどん大変さが増してきて、いまだ、登録できていない状態で、自分でもどこに何を申請して何のためにお金払って、、、とわけがわからなくなってきたので、まとめて見返せるようにしておこうと思いまして。

そういうわけで、個人的な覚書ですが、どなたかの役にも立つかもしれないので、丁寧に書いておこうと思います。

🌿 “国 → 州 → 税務 → 市” の階層での登録

① IRS(国)

👉 目的: 「国の税務上の事業体」として認識するため登録

  • EIN(Employer Identification Number)を発行してくれる(無料)IRSのサイトで、オンラインで申請可。
  • 国の税務(連邦税)で 事業(個人事業主やLLC、その他、企業)を識別する番号
  • EINは、銀行口座開設、雇用、税務申告に必須

= EIN番号発行、国レベルの身分証明書=会社自体のパスポートみたいなもの

※私は先に個人事業主(Sole Proprietor)としてEINを発行していましたが、LLCとして登録することになったので、これとは別にEINを発行。先に発行していたほうは、そのまま残しておいて支障が無いとのこと。

② Georgia Secretary of State(州)

👉 目的:LLCを「ジョージア州の正式な会社」として登録するために登録

個人事業主ではなく、LLCとして登録することになり、以下の手続きをしました。

  • Articles of Organization (=組織条約)を提出(オンラインで入力していくだけでした)
  • これにより、LLC の名前、所有者、住所を州が公式に記録
  • ここで初めて「ジョージア州で会社として存在」する
  • 毎年 Annual Registration が必要(初期登録費用は110ドルで、オンラインで、クレジットカード払いでした)

= 州レベルの会社の戸籍登録のようなもの。

③ Georgia Tax Center(州税務)

👉 目的:ジョージア州の税金(Sales Tax など)を管理するため

  • Sales Tax Number(State Tax ID)が発行される
  • 州税の申告・納税を行う場所
  • 商品販売をするなら必須
  • LLC の税務責任者(Responsible Party)を登録(オンラインで可)

= 州税の口座を作る場所

※こちらにも私は先に、個人事業主としてState Tax IDを発行してもらっていたのですが、LLCにするにあたり、再度登録して発行してもらいました。先に作った個人事業主のタックスIDは、そのまま残しておいて支障がないそうです。

④ 各市の Business License(市)

👉 目的:市内でビジネスを運営する許可を得るため

  • 市に「この住所でビジネスしてOK」と認めてもらうために申請。
  • 住居用アパートでのオンラインのみの営業でも、市が確認する。
    消防・ゾーニング・安全面の確認もここで行う
    1.警察官が家を訪問して、写真を撮り、市に提出。
    2. 市からゾーニング許可が出たら、市のビジネス登録窓口へ連絡してくれる。
    3.そこから個人に連絡があり、ようやく書類を窓口へ提出できる。
  • 書類には、公証が必要な書類が4枚あった。(公証は、UPSでしてもらえるが、料金は支店により異なる)
  • *上記、IRSからのEIN番号発行のオリジナルのコピー
    *上記、Georgia Tax CenterからのTax番号発行のオリジナルのコピー
    *(うちは賃貸なので)アパートの契約書のコピー
    部屋の見取り図(出入り口と消火器の場所を記載)手書きでOK
    以上を書類と合わせて提出
  • 書類に不備がなく受け取ってもらえた時に、年間のビジネスライセンス料を支払う(130ドルでした。小切手払い。)

= 市レベルの営業許可証

なぜLLCに?

実は私は個人事業主でよかったんです。でも、市のビジネス登録窓口の方が、州にLLC登録するように、でなければ市での登録を進められないとおっしゃって。

なぜ流されてこんな方向へ行くことになったのかと、ずっともやもやしていたのですが、それにはこのような理由があったとわかって、ようやく納得できました。

かなり現実的で、行政側の都合と 私の安全の両方が関係していて、このように勧められていたとわかりました。

 

🌿 ① 私の住んでいる市は “自宅ビジネス” に対して LLC を推奨している(責任の明確化)

Sole Proprietor(個人事業主)のままだと:

  • 事業のトラブル
  • お客様との問題
  • 配送事故
  • 返金トラブル
  • 何かのクレーム

こういうものが 全部「個人の責任」 になります。

市としては、住居用アパートでビジネスをする人に対して、

👉 責任の所在を明確にしてほしい
👉 個人と事業を分けてほしい

という意図があります。

LLC にしておけば:

  • 事業の責任は LLC
  • 個人の生活(家・車・銀行口座)は守られる

市としても安心して許可を出せます。

🌿 ② 私の暮らす市では、トラブル防止のために LLC を勧める傾向がある

私の暮らす市は、 移民・難民の方が多い地域です。

そのため市は:

  • 事業トラブル
  • 契約トラブル
  • 税務の誤解
  • 個人責任の問題

こういったリスクを減らすために、LLC を強く推奨する文化があります。

行政側の経験として、 Sole Proprietor のままビジネスをして後で問題になるケースが多いそうです。

🌿 ③私の暮らす市のビジネスライセンスは “事業体の種類” を明確にしないと発行できない

市のビジネスライセンスは、以下の情報を必ず必要とします:

  • 事業体の種類(LLC / Corporation / Sole Proprietor)
  • 事業責任者
  • 税務番号
  • 所在地のゾーニング
  • 事業の性質

Sole Proprietor でも本来は登録できますが、 私の暮らす市の窓口は LLC のほうが書類が揃いやすく、審査がスムーズ

特に自宅ビジネスの場合:

  • アパートの管理会社
  • ゾーニング
  • 消防
  • 市の審査

これらが LLC のほうが通りやすいとのこと。

🌱 つまり、窓口の人が言った「LLC にして」は…

✔ 私を困らせるためではなく

✔ 市としての手続きがスムーズで

✔ 後々のトラブルを避けるため

✔ 個人の生活を守るため

という、行政側の経験からのアドバイスでした。

✨ 選択は “正しかった

結果的に:

  • 個人の責任が守られ
  • 市の許可も取りやすくなり
  • 税務も整理され
  • ビジネスとしての信用も上がり
  • 将来の拡大にも対応できる

LLC にしたことで、 私のビジネスは より安全で、正式で、強い形 になるとのことなので、信じて行こうと思います。

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