USPSアメリカ国内郵便・送料・切手代など、情報をまとめました

●生活情報

アメリカ国内にお住まいの方が、アメリカ国内郵便を送りたいときのための情報をまとめました。

アメリカ国内にお住いの方が、日本へ郵便を送りたいときは、こちらをご覧ください。

アメリカ郵便料金 USPS 2024年5月最新版 日本へ送る郵便料金情報 はがき、手紙、荷物のサイズと重さ、料金、関税書類ほか

以下は2024年5月7日現在の情報です。

郵便の名称と種類

郵便局へ行くと、通常サイズのはがき(ポストカード)封書は何も言わなければ通常「ファーストクラス」で送られます。

封書は、軽いものなら「ファーストクラス」ですが、重くなると、「プライオリティメール」で送られます。

荷物は、「プライオリティメール」になりますが、
早く届けたいときは、「プライオリティメール・エクスプレス」というものもあり、また、
どれだけ時間がかかってもよい場合は、「グラウンド・アドバンテージ」というものもあります。

を安く送りたいときは「メディアメール」とうものもあります。

速さと特徴最もはやいはやい遅めで低価格はがき&封書郵便局でのみ受付
本のみ
名称プライオリティ
メール

エクスプレス
プライオリティ
メール
グラウンド
アドバンテージ
ファーストクラス
メール
メディアメール
配達日数1-2日内1-3営業日内2-5営業日内1-5営業日内2-8営業日内
最大重量70ポンドレター
3.5オンス以下
大型封書
13オンス以下
70ポンド
料金$30.45からフラットレート
エンベロープ
$9.85から
フラットレート
ボックス
$10.45から
自前の箱
$9.25から
 $5からはがき $0.53から
手紙 $0.68から
大型封書 $1.39から
 $4.13から
トラッキング有り無し
必要な場合は書留に
(Certified Mail)
有り
保険100ドルまで保障
追加保険は有料で5,000ドルまで
無し有料で5,000ドルまで
1オンス28.34952グラム
1ポンド453.592グラムです

アメリカの、はがき、封筒、大型封筒のサイズ展開

ファーストクラス First-Class

1-5営業日内に配達されます。

はがき(ポストカード)手紙(封書)は通常ファーストクラスになります。
手紙(封書)プライオリティメール(少し早い)でも送れます。(後述)

はがき(ポストカード)(ファーストクラス)

サイズ

  • 最小 3.5inch x 5.5inch (8.9cm x 14cm厚さ1.8mm
  • 最大 4.25inch x 6.125inch (10.8cm x 15.6cm) 厚さ4mm

重さ

  • 3.5oz (99g)まで

料金

  • $0.53

上記のはがきサイズよりも大きいはがき(ポストカード)は、4.75inch x 6inch (16cm x 23.5cm)よりも小さければ、下記のファーストクラスの手紙料金で送ることができます。

手紙(封書)(ファーストクラス)

サイズ

  • 最小 5.5inch x 3.5inch (14cm x 8.9cm) 厚さ1.8mm
  • 最大 11.5inch x 6.125inch(29.2cm x 15.6cm)厚さ6.3mm

重さと料金

1オンス28.34952グラムです

切手・フォーエバースタンプ(Forever Stamp)

はがきや手紙をよく送る方は、Forever Stamp(フォーエバースタンプ)を購入しておくと便利です。
Forever stamp20枚のシール状の切手1シートになっていて、切手上に値段は記載されていません。将来郵送料が値上がりしても、追加料金なしで使うことができます

また、旬のデザインのものが発行されており、好きなデザインから選ぶことができます。(1枚$0.68ⅹ20枚)
アメリカの切手・フォーエバースタンプ

封書・大型封筒(ファーストクラス)

封筒の規定サイズより大きいものは、大型封筒の料金で郵送できます。

サイズ

  • 最小 11.5inch x 6.125inch(29.2cm x 15.6cm) 厚さ6.3mm
  • 最大 15inch x 12inch (38.1cm x 30.4cm) 厚さ19.0mm

重さと料金

左側は重さ(オンス)、右側は料金です。

1オンス28.34952グラムです

13オンス以上のものは、プライオリティーメールの金額になります。

プライオリティメール Priority Mail

1-3営業日内に配達されます。ファーストクラスより少し早く届きます
大きさもですが、重量と距離に応じて値段が決まります。

小さいわりに重いものは、フラットレートの箱に入れて送るとお得です。箱は郵便局で無料でもらえます。

プライオリティ・フラットレート Priority Flat Rate

通常送料は重さと距離で異なりますが、フラットレートの封筒または箱に入れて送ると、定額で送れます。自前の箱で送ったほうが安いかどうか、比較してから発送しましょう。

封筒・箱は、郵便局で無料でもらえます。

1inch(インチ)は2.54cmです

(※上記表の一番下のAPO/FPO/DPOは、軍関係地へ送る際の価格です)

プライオリティメール Priority Mail

1-3営業日内に届きます。
上記定額のフラットレートと異なり、大きさ、重さ、距離で値段が決まります。

重量70ポンドまで。(=31.75kg)
大きさは、縦+横+幅の合計が108インチまで(基本)

一番長い辺が22インチを超える場合30インチまでプラス$4
30インチを超える場合はプラス$18
2平方フィート(2 Cubic feet)の容量を超える場合は、プラス$30
2平方フィート(2Cubic feet)は3,456平方インチ=2.23平方メートルです。
下表の左が重さ(ポンド)、上側のZoneゾーンは、送付元から送付先までの距離をゾーン分けしたものです。(後述)
1pond(ポンド)は453.592gです

*自宅まで来て荷物をピックアップしてくれます(依頼方法は後述
*プリンターが無くても、Click-N-Ship(クリック・アンド・シップ)で入力したラベルを、プラス$1.25で、ピックアップ時にもってきてくれます。(後述)
*100ドルまでの保険付き。
*支払い時に依頼すれば、配達時に受け取り署名をもらってくれます。

ゾーンの割り出し方法

発送地から発送先までがどのゾーンに該当するかは、こちらのUSPSのDomestic Zone Chartで確認できます。

発送地または発送先のZIPコードの最初の3桁を入れ、送る日付(だいたいでよい)を入れてSubmitボタンをクリックすると、が出てきます。
発送地または発送先のZIPコードの最初の3桁の場所を探すと、ゾーンがわかります。

下の図だと、例えば発送地Zipコードが292XXとして、頭の3桁の292と、日付を入力してSubmit(検索)すると、発送先のZipコード別のゾーンが表で出てきます。
例えばZipコードが534XXで、頭の3桁の534を探すと、ゾーン5に該当することがわかります。

ゾーンを割り出さなくても郵便料金を計算してくれる

USPSのこちらのサイト↓で、必要情報を入れていくと、何で送るのが一番最適なのかを自動で教えてくれます。

Retail Postal Calculator(送料計算)Zipコード重さサイズなどを入力します。

結果は、いくつか候補が出るので、自分で最適と思うものを選んでください。

オンラインで先払い Click-N-Ship (クリック・アンド・シップ)

自宅に精密なはかりとサイズを測れるメジャープリンターのある人は、USPSに登録しておくと、自宅で先払いしたラベルを作成でき、貼って郵便局の受付ボックスへ入れるだけで楽です。

送るものの情報を入力し、宛先の住所を入力クレジットカードでオンライン決済し、ラベルをプリントアウトして、荷物に張り付けるだけ。

以前は少し割引がありましたが、今現在、ビジネス登録者のみ割引があるようです。

登録はこちらから↓

Click-N-Ship (クリック・アンド・シップ)

画面右側が、新規登録。Sign up Nowをクリックします。
左側はすでに登録済みの方のログイン用画面です、

ご存じ、アメリカの郵便局は混んでいますから、これでラベルを作成して貼って、郵便局でドロップするだけなのは、便利です。

プライオリティー・メール・エクスプレス Priority Mail Express

翌日または2日以内に配達される保証付きです。

ただし、日曜および祝日日の配達は、プラス手数料がかかります。

重量70ポンドまで。(=31.75kg)
大きさは、縦+横+幅の合計が166インチまで。

*一番長い辺が22インチを超える場合30インチまでプラス$4
*30インチを超える場合はプラス$18
*2平方フィート(2 Cubic feet)の容量を超える場合は、プラス$30
2平方フィート(2Cubic feet)は3,456平方インチ=2.23平方メートルです。
下表の左が重さ(ポンド)、上側のZoneゾーンは、送付元から送付先までの距離をゾーン分けしたものです。(後述)
1pond(ポンド)453.592gです

*自宅まで来て荷物をピックアップしてくれます。
*プリンターが無くても、上記のClick-N-Ship(クリック・アンド・シップ)で入力したラベルを、プラス$1.25で、ピックアップ時にもってきてくれます。
*100ドルまでの保険付き。
*支払い時に依頼すれば、配達時に受け取り署名をもらってくれます。

グラウンド・アドバンテージ Ground Advantage

文字通り、陸路で運ばれるもので、プライオリティよりも時間がかかりますが、その分安くなっています。

50州で使えます。2-5営業日内の配達

ハワイ・アラスカにお住いの方は、陸路以外は船になりますので、出航のタイミングなどもあり配達まで1か月かかることもありますので注意してください。

重量70ポンドまで。(=31.75kg)
大きさは、縦+横+幅の合計が130インチまで(基本)

*一番長い辺が22インチを超える場合30インチまでプラス$4
*30インチを超える場合はプラス$8.40
*2平方フィート(2 Cubic feet)の容量を超える場合は、プラス$18
長さと胴回りの合計が108インチ以上、130インチ以下の場合は、重量に関係なく、以下の表の一番下の、Oversized(オーバーサイズ)価格が適応されます。

*自宅まで来て荷物をピックアップしてくれます。
*プリンターが無くても、後述のClick-N-Ship(クリック・アンド・シップ)で入力したラベルを、プラス$1.25で、ピックアップ時にもってきてくれます。
*100ドルまでの保険付き。(それ以上($5,000まで)は別途保険を購入可能)

メディア・メール Media Mail

本(8ページ以上)CDビデオ教育冊子などを安く送ることができます。ただし、ビデオゲームやコンピューター機器などは不可です。
配達は2-8営業日内

中身が見えるように一部に窓口を開けておくか、郵便局員さんが中身をチェックしてから封をする必要があり、こちらは事前に支払うClip-N-Ship(クリップ・アンド・シップ)払いは受け付けていません。

重量70ポンドまで。(=31.75kg)

*一番長い辺が22インチを超える場合30インチまでプラス$4
*30インチを超える場合はプラス$18
*2平方フィート(2 Cubic feet)の容量を超える場合は、プラス$30
たとえ軽くても縦+横+幅の合計が1立方フット(=1,728立方インチ)を超える場合、縦x横x高さで出る容積を166で割った数字を重さとして金額を算出します。
例)5ポンドしかないけれど、サイズが16x12x10インチの場合、体積は1,920、これを166で割ると、11.56になるので、繰り上げて、12ポンドの荷物とみなされます。

荷物のピックアップ依頼

オンラインで集荷を依頼することができます。USPSのこちらのページから↓

Schedule a Pickup(集荷依頼)

集荷は無料です。

その他のサービス

Certified mail(サーティファイド・メール)

確かに郵便局で受け付けたという証拠となり、配達されたことを追跡番号で、確認できるものです。

郵便代金にプラス$4.40

Certified mail restricted delivery / adult signature (サーティファイド・メール・リストリクテッド・デリバリー/アダルト・シグニチャー)

Certified mail(サーティファイド・メール)には、さらに、
特定の住所に確実に届けるRistricted delivery(リストリクテッド・デリバリー)や、
大人が受け取りの署名をするAdult signature(アダルト・シグニチャー)があります。

どちらも、および両方を組み合わせたものも、料金は郵便代金にプラス$11.65です。

Insurance 保険

もともと保険がついているものもありますが、追加でも保険をつけられます。

$600以上の保険は、$12.25にプラス$100の保険につき$1.90

例)$800の保険を付けたい場合は、$12.25+$1.90×2=$16.02

まとめと感想

はがき、封書、定額のフラットレートは単純計算できますが、

それ以外、自前の箱に入れて送るなどは、送料とサイズ、発送地までの距離などの要素をベースに算出するため、上記の表は参考にする程度にして、

実際は、uspsのオンラインでZipコード重さサイズなどの必要情報を入れていくと、何で送るのが一番最適なのかを自動で教えてくれるシステムを使うほうが正確です。

Retail Postal Calculator(送料計算)

また、私は送るものの情報を入力し、宛先の住所を入力クレジットカードでオンライン決済し、ラベルをプリントアウトして、荷物に張り付けるだけのClick-N-Ship(クリック・アンド・シップ)を使うのが好きなのですが、

Click-N-Ship (クリック・アンド・シップ)

郵便局で、時間があれば、窓口で手渡すようにしています。

窓口で手渡すと、バーコードの読み取り(荷物を受け付けたことになる)をしてくれ、金額が合っているか確かめてくれます。
通常、窓口で住所の入力を手入力でされているので、Click-N-Ship(クリック・アンド・シップ)を利用すると、その分は時短になります。

包装は頑丈に

そして、残念ながら、パッケージのダメージは日本の比ではありません。箱がボロボロになって届くことも多々ありますので、包装はきちんとされてください。

盗難には気を付けて

それより残念なのは、盗難があることです。クリスマス時期などは混むことから、特にClick-N-Ship(クリック・アンド・シップ)で送料前払いにしたものをカウンターに置いておくように言われ、そのようにすると、誰もが盗れる状況となります。

郵便局の大型のポストに入れるなど、安全面は気をつけてください。

危険物は送れません

危険物は送れませんので、注意してください。

意外なものでは、アルコールを少量でも含むワイプや手指の消毒液、香水(以上は、Ground Advantageグラウンド・アドバンテージならOK)、マニキュア、処方箋は禁止されています。

USPSで受け付けない危険物はこちらに書かれてありますのでご参照ください。

 

以上、アメリカ本土内で郵便物を送るための情報でした。

お役に立てば幸いです。

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