アメリカ在住の皆様、髪を必要としている子供たちに、自分の髪を寄付してみませんか?
私はいままで3度寄付をしました。同僚から、髪の寄付ができると教えてもらったのがきっかけです。寄付するお金は無いけれど、髪なら切ってもすぐ伸びる!と、嬉しい情報にわくわくしました。
髪の寄付をしてみませんか?自分のために!とここで呼びかけさせていただこうと思い、髪の寄付を受け付けているところ、その際にどれぐらいの長さが必要か、毛染めは?白髪は?レイヤーは?といった疑問点も合わせて書いていきます。
また、以前髪を寄付されたことのある方へも、次回の髪の寄付のアイデアになればいいなと思います。全部で5団体を紹介させていただきます。
ヘアカット時のポイント
- 髪を洗った後では、湿り気によりカビが生えるかもしれないので、必ず乾いた髪の状態で切ります。
- 髪をいくつかの束にしてゴムで縛り、ゴムの上1インチ(2.5センチ)上のところを切り、髪がバラバラにならないようにします。
- 床に落ちて集めた髪は、ばらばらのため、使えません。
- 長さや状態は、寄付する団体により異なります。以下の団体別に参照してください。短いところでは8インチ(21センチ)から受け付けてくれますよ!
髪を寄付できる団体
髪を寄付できる5つの団体を紹介しましょう
Locks of Love ロックス・オブ・ラブ
1997年に設立。恵まれない、必要とする子供に21歳になるまで2年ごとに新しいウィッグを無料で提供しています。
必要な長さ:
10インチ (26センチ)
一番長いところが10インチあればOKで、レイヤーの入った髪、毛染めした髪、白髪、ハイライトの入った髪も受け付けてくれます。
ブリーチした、ドレッドに編んだ髪は受け付けてくれません。
ウィッグを受け取る人:
主に脱毛症の女の子、他に、治療の副作用などで髪が抜けてしまった子供。
ウィッグ代金:
無料でプレゼントされます。
※用紙をダウンロードして記入し、ジップロックなどに入れた髪と一緒に封筒へ入れて送ります。
Children with hair loss チルドレン・ウィズ・ヘア・ロス
2000年に設立以後、5,000以上のウィッグが子供たちに無料で提供されています。2019年には1年間で608名がウィッグを受け取りました。
必要な長さ:8インチ(21センチ)できれば12インチ(31センチ)以上
毛染め、白髪もコンディションが良ければOK。
全体的なハイライトおよびブリーチした髪は受け付けてくれません。
ウィッグを受け取る人:
21歳以下の、治療の副作用などにより毛が抜けてしまった子供たち
ウィッグ代金:
無料でプレゼントされます
Hair We Share ヘア・ウィ・シェア
2014年に設立以来、子供から大人まで、必要な人へ無料でウィッグを提供しています。
必要な長さ:12インチ(31センチ)以上
もしも※ポニーテール・トラッキングへ参加するなら、8インチ(21センチ)以上でも受け付けてくれます。
毛染め、白髪もコンディションが良ければOK。
ハイライトおよびブリーチした髪は受け付けてくれません。みつあみや、ヘアアイロンはせず、ナチュラルな状態で送付します。
ウィッグを受け取る人:
治療の副作用などにより毛が抜けてしまった子供および大人。
ウィッグ代金:
子供へは無料でプレゼントされます。大人は負担が大きければ無料でのプレゼントになります。
Wigs for Kids ウィッグス・フォー・キッズ
創始者は元カリスマ美容師。30年前、姪が白血病で髪が抜けたことがきっかけで、美容師をやめ、ウィッグを作り寄付をつのり、必要な子供たちへ寄付する団体ができました。
必要な長さ:12インチ(31センチ)以上、できれば14インチ(36センチ)
白髪は受け付けてくれます。
毛染め、ハイライト、ブリーチは受け付けてくれません。
ウィッグを受け取る人:
治療の副作用などにより毛が抜けてしまった子供。
ウィッグ代金:
無料でプレゼントされます。
※用紙をダウンロードして記入し、ジップロックに入れた髪と一緒に封筒へ入れて送ります。
Pink Heart Funds ピンク・ハート・ファンズ
創設者は元ヘアスタイリストの乳がんサバイバーです。2004年設立。乳がん患者のための支援とともに、ウィッグも提供しています。
必要な長さ:13インチ(33センチ)以上
毛染め、白髪もコンディションが良ければOK。
ハイライトおよびブリーチした髪は受け付けてくれません。
ウィッグを受け取る人:
治療の副作用などにより毛が抜けてしまった子供および大人。
ウィッグ代金:
無料でプレゼントされます。
皆様の髪が誰かの幸せにつながると、嬉しいですね!ぜひ、幸せな気持ちを皆様も味わってください。