6月に入りましたー。
誰にでも、仕事でへこむようなことがある日があると思いますが、私の昨日がそうでしてね、
まー年を重ねると、それまで散々な目に時々遭遇しながら生きてきたことで、たいていのことは、大したことではないし、どうでもいいと思えるようになるものの、
それでも、人間だもの、どんよりしますわ。
そして朝が来て、今朝は「よし、今日も乗り切るぞ」と一生懸命自分をふるいたたせるものの、空元気で無理がある感じでしたが、
しかし、しかし、うれしいことが!
もう戻ってこないだろうと思っていた仮想通貨が戻って来たのを確認したのですー!
まさか、まさか、びっくりだー!これで今日は頑張れるー!
仮想通貨が返ってきたー
始まりは、Gemini (ジェミニ/ジェミナイ)に預けていた仮想通貨です。
Geminiはビットコイン長者、ウィンクルボス兄弟(双子)が作った仮想通貨の取引ができるプラットフォームを提供している会社です。
詳細はこちらに書いてますので、よろしければどうぞ。特にイーサリアムが現物認可されるというニュースが出てから上がってますよね。
その会社内で、「所持している仮想通貨を、取引しないで持っておくだけだったら、プラットフォーム(取引ができる口座)から、Earnという貯める口座に動かすと、非常に高い金利が付く」というのをやっており、
私は「仮想通貨を持っているだけで増える」というのは怪しいと思っていつつ、Geminiを信頼していたので、そこへ所有しているビットコインとイーサリアムを半分づつ、入れていたのですよ。(といっても、私の持っているものなんてほんの少しですが)
ところが、2022年11月に、この口座へのアクセスが凍結されたのです!
Oh no!
理由は、Geminiがこの資金を貸し付けていた会社、Genesis(ジェネシス)が倒産したのですよ。ジェネシスといえば、マイニングの最大手でした。
「もうこんなことになったら私の仮想通貨は戻ってこないなー」と、100%あきらめましたよ。
これにより口座が凍結した被害者数は、23万人です。総額21億8千万ドル!
ところが、Geminiはジェネシス相手に粘り強く戦い、これを取り戻したのですよ。
倒産されちゃったら終わりかと思ったら、取り返したのです。
裁判の様子はずっとGeminiからメールで送られてきておりまして、一度は、「いいところまできているけれど、半額なら返金できるかもしれないという和解でOKの人はこちらにサインをしてほしい、多数決で今後の動きを決定する」と書いてあって、心揺れ動きましたが、ネットで意見を探し回って、「署名なんてするな」と書いている人を見つけ、そうだなと私も署名せず。
凍結から1年半。今年5月に、「返金作業を6月から始める」とGeminiからのメールで見ましたが、「仮想通貨あるあるの言い訳で、きっとかえってこないので、捨てたものと思うべし」と思っていました。
しかし、今朝見たら、おおー!戻ってきているではありませんか!
今後12か月かけて顧客全員に返金していくとのことです。
CNNニュースでも、「A rare outcome for creditors involved in a bankruptcy.(これは破産に巻き込まれた債権者にとって、珍しい結果である)」と言ってます。私もそう思います。
なんやかんや書きましたが、Geminiは仮想通貨のやり取りでは私にとっては一番安心できる会社です。Gemini発行の、キャッシュバックが仮想通貨でもらえるクレジットカードもこれからも愛用していく予定です。
しかし、甘い話には容易に飛びつかないことですな。
それでは本日もお仕事、頑張ってまいります。