Gemini Trust Co.とは
Geminiの英語での発音はジェミナイですが、日本語だとジェミニ。将来、日本で展開したときにどちらになるんでしょうか?
双子のビットコイン長者、ウィンクルボス兄弟の経営する仮想通貨取引所でセキュリティーの高さがウリになっています。(ふたご座を意味する英語、Geminiからとった社名のようです。)
ニューヨーク州金融サービス局によって規制されているニューヨークの信託会社です。

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125年の歴史があるアメリカ最大のオプション取引所、シカゴ・オプション取引所は、ビットコイン先物契約の決済にGeminiを利用しています。
また、話題のNFTのマーケットプレイスであるNifty Gatewayも2019年11月に購入し、ウィンクルボス兄弟がオーナーとなっています。
この手数料などは後述することにして、先に金利について案内しますね!
(ここから↓登録して100ドル入金すれば、10ドル分のBTCがもらえます)
まずは登録してビットコインを購入・引出までを案内します。
Geminiでビットコインを買う方法
まず登録します>>Gemini
そして、入金して仮想通貨を購入します。
入金方法
入金方法は細かく分けると3つあります。
- Link bank instantly via Plaid
オンライン上で、簡単に自動的に銀行口座を紐づけでき、入金も引出も簡単にできます。 - Link bank manually
上記自動紐づけで出てこない銀行だったり、あるいはシステムがうまく作動せず、手動で銀行情報を入力する方法です。 - Link Debit Card
銀行のデビットカードを紐づけする方法です。
入金の手数料表です。手数料は無料ですが、デビットカードの場合は、3.49%がかかります。
ビットコイン購入手数料
購入時には、銀行が両替時に手数料を取るのと同じで、ビットコインにもスプレッドという差額が上乗せされてあります。(Geminiやコインベースでは、スプレッドをコンビニエンスフィーと呼んでいます)
こちらは他社より安い!0.5%です。
その他に仮想通貨の売買には、トランザクションフィーというのがかかります。これも他社より良心的だと思います。以下がトランザクション手数料の表です。
買い方と手数料(実際の様子)
PCの場合は右上のTransferのプルダウンメニューで、Depost into Geminiを選択すると、どこからいくら入金するかの選択画面にうつります。
画面上でBuyをタップ、
購入は、「今回限り」のOnceのまま、
金額を入力
そして、この下に、新機能の「Earn」口座に入れて、X.XX%の年利を受け取りますか?というのを選択できるボタンが付きました。
さて、今回500ドル分購入です。APYというのは、年利です。
その下のTransaction fee(トランザクションフィー)は、200ドル以上1.49%のトランザクションフィーがかかるので、それが$7.45です。
引き出し手数料
引出は、各通貨とも月に10回までは無料になっています。11回目からは、手数料がかかります。
引出方法
入金と同じく、Transferをタップすると、そこにWithdraw(引き出し)のボタンがあります。
引出は、ビットコインのまま、自分のウォレットへ移動させることもできますし、ドルにして引き出すこともできます。
※ウォレットへ移動させるときは、アドレス間違いが無いよう気をつけてください。
Geminiに入れている仮想通貨に高金利で利息を付けてもらおう
Geminiでは数多くの仮想通貨を扱っています。
下の画像はGeminiのアプリで下のアイコンのEarn(利益を得る)をタップしたら出てくる画面です。各通貨でどれぐらいの金利が付くのかが書かれてあります。
スクロールダウンしていくと、非常にたくさんの通貨を扱っているのを見ることができます。
仮想通貨につく金利
金利は毎月変わります。(※以下の金利はAPY=年利です)
2022年6月現在の金利(年利)はこちらです↓
APYはAnnual percentage rateの略で、年利のことです。たとえばBTC(ビットコイン)の年利は2022年6月現在、1.01%です。
銀行業務と同じく、Geminiはこのアカウントへ入れた仮想通貨を貸し出し、私たちへ利息を還元してくれるというしくみだそうです。
買った仮想通貨に金利をつける方法
ということで、私、もともとGeminiに入れたまま残っていた少額のビットコインに、この利息をつけてもらうことにしました。
そのためには、買った(持っている)コインを、トレード用アカウントから、金利を付けるアカウントへ移す作業をします。
上記画面から、ビットコインのところをタップします。
Earn(得る)のボタンをタップ↓します。
利息をつけてもらうには、種となるビットコインが必要です。方法は2つ。
- Geminiのトレーディング口座に入っているビットコインの残高を使う。
- 銀行から、デビットカードから、またはGeminiの口座にあるドルで、ビットコインを買う。
こちらの例は、Geminiの口座に残っていたビットコインに、利息をつけてもらうものです。というわけで、上の画像の上側(1)をタップしました。
説明が出てきます。利息は翌営業日の4時から、毎日付きます、などの説明が書いてあります。
Get Startedをタップします。
すると、今、Geminiの口座にあるビットコインの額と、ドル換算の額が表示され、
- Earn 1/2 (この半分を利息がつく口座に入れる=半分はトレードの口座に残るので、売買に使える)または、
- Earn Max(全額、利息が付く口座に入れる)または、
- 数字を入力して自分でどれぐらい利息の付く口座へ入れるか決めることができます。
私はほんのちょびっとしか持っていないし、トレードもしないので、Earn Maxを選択しました。
すると、どれぐらい入るか、シュミレーションで見せてくれます。
オッケーであれば、Continueをタップします。
合意書が2ページにわたり出てきます。Accept terms & continue (合意して先へ進む)をタップしていきます。(心配な方は内容をじっくり読んでください。私は1つだけ確認=いつでもペナルティなく取り出せる、というところだけ確認しました。)
確認画面が出るので、確認後、Swipe to confirmを右へスワイプします
以上です!
超カンタンで、拍子抜け。
左下が、アプリ画面に出た、画面。右下は、届いたメールです。
簡単!
Gemini dollarとは?
Gemini dollar (GUSD)ジェミナイダラー(ジェミニダラー)は、ビットコインやイーサリアムなどの価格が常に変動する仮想通貨とは性質が異なっています。
GUSDは、米ドルの信用力と価格の安定性を暗号通貨の技術的利点と組み合わせた、1:1の米ドルで裏付けされているステーブルコインで、常に正確に1ドルに変換できます。
Geminiの注意点は?
- Geminiは安全性が非常に高いことを誇っていますが、取引所なのでハックされないとも限らないので、大金は入れておかないほうがいいのではないかと思います。
- Geminiだけでなく、仮想通貨取引所は、銀行、信用金庫、株取引をしている会社とは異なり、倒産の際の口座預金が保険で守られていません。
(ただし、Gemini Dollar ジェミナイダラー(ジェミニダラー)は、FDIC(米国連邦保険預金公社)のパススルー保険に加入しており、預金者に最大25万ドルまでの補償があります。※詳しくはGeminiのユーザー同意書のFDIC保険の箇所を見てください>こちら) - Geminiは世界60か国以上、全米50州で利用可能ですが、ハワイの方は注意が必要です。
ちょっと記事を読んでおいてください。
Geminiは他社に比べて得なのか
スプレッド | 購入手数料 | 出金手数料 | |
Bitfliyer | 0.1-6% | 0 | 0.0004BTC |
BlockFi | 5%+ | 0 | 0.00075 BTC |
CashApp | mid market rate | 1.75% – 22% | ※1 |
CEX.io | 7%+ | 0 | 5% |
Coinbase | 0.5%+ | 1.49% | 0-1%※2 |
Coinme | 7%+ | 4% | 0.00025 BTC |
Coinflip (ATM) | 6.99%+ | $6.19 | 4.99% 未満 |
Gemini | 0.5% | 1.49% | 0 |
Public | n/a | 0 | ※3 |
River | 1%+ | 1.5% | ※4 |
Robinhood | 0.62%+ | 0 | ※5 |
キャッシュバック付きクレジットカードがいよいよ開始
クレジットカードで買い物すれば、仮想通貨でキャッシュバックが受けられるシステムに取り組んできたGemini。メールアドレス登録でこのクレカのウエイティングリストに載せてくれ、進捗状況を優先的に知らせてくれていましたが、ついに、実現しました。
2022年6月現在は、ウエイティングリストに登録していた人から順に申し込み&審査を開始しはじめたところです。
マスターカードと提携
提携はMaster card マスターカードなので、クレジットカードを取り扱う店舗ではどこでも使えると思って問題なさそうです。
また、気になる海外での利用につくトランザクションフィーは無料です!これは私たち日本人にとっては特に大事ですよね。
キャッシュバック率
キャッシュバック率は最高3%です。
外食が3%、食料品の買い物が2%、その他が1%のキャッシュバックで、申し込み時に選んだ仮想通貨でのキャッシュバックをうけられます。
カードは選べる色が3種類
選べる色は3種類、ブラック、シルバー、ローズゴールドです。
届きました
郵便のファストクラスで届きましたが、かっちりした紙のケースに入っており、何かと思ったら、Geminiのクレジットカードでした。
わたくし、Apple Cardも所有しておりますが、同じようなカードホルダーにセットされてあり、同じようにずっしり重いので、たぶんチタン製と思われます。
所有者の私の名まえがプリントされているものの、カード番号などはApple Cardと同じく、どこにも記載されていません。
アクティベートしました
アクティベートはものすごく簡単でした。
クレジットカードとともについてきたQRコードの紙をケータイのQRコードリーダーで写すと、Geminiのアプリ画面が開きました。そこで、アクティベートする、というボタンをタップするだけでした。
クレジットカードの情報はどこに?
ケータイのApple Payに入れて使おうと思いましたが、カード番号などがカードに書かれてないので、どこで探せばいいのかなと、いろいろ見て回ったところ、ここにありましたよ。
1)ケータイのアプリで、下のアイコンメニュー、右から2つめのCardをタップ
2)Card detailsをタップすると、クレジットカードの番号、使用期限、CVCコードが出てきます。
3)これをApple Payにマニュアル入力しました。
支払いの銀行紐づけは
1)ケータイのアプリで、下のアイコンメニュー、右から2つめのCardをタップ
2)スクロールダウンして下のほうにあるPayment methodsの、Manage payment methodsをタップ
3)銀行情報を入力できます。
※仮想通貨の購入に使った銀行口座の情報が出ていますが、他に金融機関を追加してクレジットカードの支払いの紐づけをすることができます。
まとめ
- Geminiでは、口座に入れている仮想通貨に高い利息をつけてくれる。
- 引出はいつでも自由に行える。
- Geminiの手数料は安い。ACH送金だとトランザクションフィーのみかかる。
- スプレッド(コンビニエンスフィー)も良心的に0.5%
※ただし、他社のように、暴落の激しいときなどは、このスプレッドが広がる可能性もあるのではないかと思います。 - しかし安全と言われていても取引所なので、全額預けるのは避けるべし。
- キャッシュバックが仮想通貨で入るクレジットカードがついに誕生!
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いかがだったでしょうか。
以上、Geminiのリポートでした。