アメリカで、困った!MT-4チャートで出したい、平均足はどこ?ろうそく足の代わりに平均足を表示する方法
をまとめましたので、ご参照ください。
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平均足とは
平均足の平均とは、前の期間と、現在の期間の値動きの平均 です。
ろうそく足ではなく平均足を使うメリットとは
値動きの一方方向への強い流れ(トレンド)が出た時には、この平均足の色がそろってずっと続くので「あ、今、下降トレンドだ!」とか、「あ、今、上昇トレンドだ!」と、ろうそく足の並びを見るよりも、ずっとわかりやすく、トレンドを把握しやすい、というのがメリットです。
ということで、ろうそく足ではなく平均足を表示する方法です。
平均足は、もともとMT4に入っていますので、以下を参照の上、ぜひ表示してみてください!(↓下にもコメントを書いてますのでよろしければどうぞ!)
平均足をMT4に表示する
これは一般的によく使われている、ろうそく足、です。
上側にあるメニューから
挿入>インディケーター>カスタム>Heiken Ashi
を選択していきます。 「へいけんあし」と読めますが、これが平均足です。
ポップアップ画面で、バージョン情報が出てくるかもしれませんが、OKをクリックします。
または、、、、、
同じポップアップ画面ですが、「色の設定」のタブが開いている場合もあります。OKをクリックします。
これで平均足が表示されます。
しかし、先のろうそく足と重なって表示されるため、非常に見づらくなっています。
そこで、ろうそく足を削除することにします。
ろうそく足を削除して平均足を見やすくする
平均足とろうそく足が重なって表示されてしまうため、ろうそく足を削除しましょう。
まず、足(グラフ)の上で右クリックすると、メニューが出てくるので、プロパティをクリックします。
ポップアップ画面が出てくるので、上から4つめの上昇バー以下、色を無し(NONE)にしていき、最後にOKをクリックします。
(逆三角形のプルダウンメニューをクリックして、すべて、色を無し(NONE)を選んでいきます。)
ろうそく足が消えて、平均足が見やすくなりました。
平均足の色を変える方法
平均足の色を好みの色に変えてみます。
足(グラフ)の上で右クリックするとメニューが出てくるので、Heiken Ashi プロパティをクリックします。
白の上昇足を青に変えてみます。Whiteの部分をダブルクリックすると、プルダウンメニューが現れるので、逆三角形をクリックし、色のパレットが出てくるので、好きな色(私はここではダークブルーをクリックしました。)をクリックします。
同様に、もうひとつの白(White)のところも、色を変えます。そしてOKをクリック。
平均足の色が変わりました!
ボリンジャーバンドをチャートに表示する方法
上側にあるメニューの挿入から、
インディケーター>トレンド>Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)をクリック。
ポップアップ画面が出てきます。期間や偏差が選べます。(私はこのままの状態(期間20、偏差2)で使います。OKをクリック。
平均足にボリンジャーバンドが組み合わさった形で表示されました。
平均足の特徴
ろうそく足のかわりにわざわざこんな面倒くさいことをしてMT-4 に入れて使う、平均足を使うメリットは、トレンドを把握しやすいことにあると、書き出しに書かせていただきました。
上の図を見ると、わかりやすいかと思います。
そして、お気づきになっているかと思うのですが、値動きの幅が少ない平均足、短い平均足ですが、これが続くところは、短い赤だったり、青だったりが混在していて、トレンドなんてわからないです。
つまり、この平均足は、相場が大きく動く時間帯にこそ、その特徴を発揮して、今、買いトレンドだよーとか、売りトレンドだよーと、教えてくれるものです。
そしてもう一つ、お気づきになりましたか?上の図をよく見ると、平均足のヒゲって、ろうそく足のヒゲと正反対の意味にとれるんじゃないかって。
上の図の左側の赤い平均足の下降トレンドを見ると、下へ出ているヒゲが長いです。
ろうそく足だったら、下のヒゲが長いというのは、上昇する気配ですよね。
上の図の青い平均足の上昇トレンドを見ると、上へ出ているヒゲが長いです。
これも、ろうそく足だったら、上のヒゲが長いというのは、下降する気配ですもんね。
ということで、もしも、ろうそく足を使っている人が、完全に平均足だけに変更してしまわないで、指標発表後などの相場が大きく動く時だけ平均足を用いる、という使い方をする場合は、うっかりそのヒゲの読み方を混同しないように気をつけないといけませんね。
他にも書いています。
THV-3チャートをMT-4へ導入する方法を知りたい方は、こちらをご覧ください>>>