今回は、
デジタルコンテンツに強い方に非常に有利なお話です。
わたくし、非常に弱いので、勉強してもこの分野では無理!と最初っからあきらめましたが、ツイッターできる方なら、もう少しお勉強すれば、なんと、つぶやきが売れるかもしれない可能性があり、しかも
一獲千金のミリオネアになれるかもしれないチャンスだってある、NFTのすごいお話です
ので、ぜひ読んでみてください。読めばびっくり、楽しんでいただける内容と思います。
できるだけ頭がくらくらしないように書きたいと思います。
NFTとは
NFTは、Non-Fungible Tokenの略で、日本語だと非代替性トークン、つまり>>唯一無二のトークン>>代替や交換されることのないデータ、のことで>>ブロックチェーン上で発行(コピーやハッキングが不可能)され流通するデジタルコンテンツをさしています。
つまり、今ブームのNFTビジネスとは、デジタルコンテンツをブロックチェーン上に存在する独自のトークンとして売買することです。
デジタルコンテンツであれば、アートや音楽、それこそツイッターのつぶやきさえも、NFTにすることができます。
販売者へのメリット
NFTは、ブロックチェーン上で発行・流通されるので、コピーやハッキングが不可能です。
ということで、たとえば私がデジタルアートを作成、NFTで販売するとすると、これが本物です、とブロックチェーン上で証明できるため、オリジナルとして販売できるわけですが、本物があるからこそ、そのコピーを作成して、コピーも販売できます。
絵画で例えると、オリジナル(高価)1枚と、その複製画(プリント)(安価)を枚数限定で105/200(200枚複製を販売する中の105枚目)のようにして販売したり、著作権を設定すれば、買った人が転売(リセール)するたびに、著作権使用料を受け取ることも可能になります。
購入者のメリット
購入者は、もちろん、上記のように、NFTにはオリジナルやコピーがあり、それを第三者がまたコピーすることもあることを承知で購入しています。
基本的に購入者に与えられる権利がありますので、どこで見せびらかしてもOKですし、購入時のブロックチェーンエントリーを付けて、この金額でこれを購入した、と、話題にする楽しみ方もあります。
驚くばかりの過去に売れたものと金額
今年2-3月に、グライムス(イーロン・マスクのパートナーであるカナダのミュージシャンの女性です)がニフティ・ゲイトウェイ(※下に紹介しています)でオリジナルソングや短い動画といった10個のNFTを販売し、なんと!20分以下という短時間の間に合計600万ドル(約6億6千万円)を手にしました。
3月には、デジタルアーティストのビープル作成の短い動画が、660万ドル(約7億円)で落札されました。
また、3月にTWITTERツイッターのCEOであるジャック・ドーシーが、ツイッターサービス史上初めてしたツイートをNTFとして販売。290万ドル(約3億円)で落札されました。
また、実際には着ることのできないバーチャルのファッションも売買されています。バーチャルブランドがあるのですね。
バーチャルブランドの「RTFKT」は、3月に、10代のアーティスト、フュウオシャス(Fewocious)とコラボレーションし、スニーカーコレクションをNFTとして販売。たったの7分で310万ドル(約3億4千万円)になりました。
その中の1つがこちら。現在ニフティ・ゲートウェイ(※下に記載しています)でリセールされています。くどいようですが、実際には履くことのできない、バーチャルシューズですよ。
そういうわけで、NFT熱が高まりブームが始まったわけですが、有名人でないと売れないかというと、そうでもないようです。
誰でも参加できるシステムであるため(とはいっても勉強しないとデジタルコンテンツの世界は難しそうですが)、何でも好きなものをNFTとして出品できるので、誰もが起業家になれます。
誰かの目にとまれば非常にラッキーという運を求めて始めたら、成功したというクリエイターさんたちがたくさんいるようなのです。
購入方法
購入する方法を見れば、どのように売れるのか理解しやすいかと思うので、購入方法を紹介します。
NFTを販売するサイトにより、購入に使うものは異なります。
通常イーサリアムのブロックチェーン上で使えるトークンを使って購入するようです。
NFTは、イーサリアムのブロックチェーンに属しているので、購入もイーサリアムで・・・となるのかなと思いきや、イーサリアムは仮想通貨なので、代わりにwETHというトークンが使われていることが多いようです。
そういうわけで、ETH(イーサリアム)(=仮想通貨)をwETH(ラップドイーサ)(=トークン)に変えて購入します。
このイーサリアムの頭につくwは、Wrap(ラップ=包む)のwで、イーサリアムをトークンカバーでラップしてトークンにしたイメージの状態で、ETHとwETHは同等の価値を持っていることになります。
どこで販売・購入できるか
売買できるオンラインのマーケットプレイス4つを以下に掲載しますね。それぞれ売買に使えるトークンの特徴もあるようなので、売買を考えている人はそれぞれ参照なさってください。
OpenSeaオープンシー
OpenSeaオープンシーは2017年にできたサイトで、約12万人のユーザーが登録しています。
Raribleラリブル
Raribleラリブルは2020年にできたソフトウエアを使ったマーケットプレイスで、独自トークンRARIを出していますが、これが枚数が限定されており、RaribleラリブルがRARIの60%をこのマーケットプレイスを使う人のために保有。価値が1年で380%上がったことでその世界では人気があるようです。
Nifty Gateway ニフティ・ゲートウェイ
双子のビットコイン長者、ウィンクルボスが運営する仮想通貨売買所のGemini(ジェミナイ・日本語だとジェミニですね)が運営するNFTマーケットプレイスです。
NFTをNiftyニフティと呼んでいます。
さすがウィンクルボス兄弟だなあと思うのは、利便性の追求です。他と違って、ドル決済、引き出しも銀行またはGemini経由でできるようです。
Valuables by Cent バリュアブルズ・バイ・セント
ツイッターのつぶやきを売買するためのツイッター専用NTFマーケットプレイスです。
自分のツイートなんて、売れないでしょう、なんて過小評価するなかれですよ。
売れた商品を見ていたら、こんなふうに、ツイート上ではハートマークがたった1のこのツイートも55ドル相当で売れてるんですから。
書いてあるのは、「これが欲しい」という物を詩のように並べて書いてあるだけに見えますが。
まとめ
デジタルコンテンツをブロックチェーン上でNFTとして売買することができる。
購入にはトークンが主に使われる(wETHがメイン)
売買する場所は、NFTのマーケットプレイス
誰でも参入でき、ミリオネアになれるチャンスがここにあるかもしれない。
いかがだったでしょうか。今回はこの春から急にブームになったNFTの紹介でした。
デジタルコンテンツのクリエイターさんはもちろん、苦手でツイートが精いっぱいの方も、一攫千金があるかもしれないこのNFT、参加を考えてみてはいかがでしょうか。
私もツイートぐらいなら売買できるでしょうか。ただし、収入はトークン>仮想通貨で入りますが。