アメリカ50州:州別必要な生活費とリタイア後のために必要な貯蓄額

アメリカ州別かかる生活費とリタイアに必要な貯蓄額●生活情報

今回は、

アメリカ50州別、生活に必要な生活費、リタイア後にいくらぐらい必要かなどのデータをどうぞ。

皆様今現在どちらの州で暮らしていらっしゃいますでしょうか。

私はハワイ、オアフ島で暮らしていますが、ハワイ州から出て生活したことがないので、他の州で暮らすってどんなかなあとよく思います。

ハワイは、日本のものはなんでもあるし、山も海もそこにあり、自然がいっぱい。気候は良いし、皆優しいし、それなりにおしゃれして出かける場所もあり、いい場所です。

私たち日本人にとっては、アメリカ本土の中でも日本へ非常に近い、というのも利点だと思います。

しかし、パラダイスの物価は非常に高いです。私のようなシングルものには、やはりキツイです。

ラナイ島やカウアイ島などの田舎で暮らしたことがあるのですが、
ホノルルでは払ったことのなかった「え、ゴミ収集にお金がかかるの?」「下水道費?」「郵便配達が無くて、私書箱をお金を払って借りないといけないの?」といった、それまで無料と思っていたものがすべて有料になったとき、また、地域の助け合いで何かと出費が増えることを初めて知り、己の世間知らずさに、自分で驚きましたわ。

もう若くもありませんのでね、独り者ということもあり、いったいどこでリタイアすると、楽に生きていけるのだろう、と、気になりまして、調べました。

アメリカ50州

各州で必要な年間生活費とリタイアに必要な貯蓄額

以下はGoBanksRatingというサイトに掲載されている情報を表にまとめたものです。

必要な生活費が多いステイト順に並べました。

アメリカらしい考え方

下の表の右側は、リタイアに必要な貯蓄額とありますが、日本人の私は「リタイアまでためた貯金から、リタイアしたら毎年、生活費の足りない分を取り崩していくのだな」と思ったのですが、違うようです。

この金額を運用して利益が4%入るとし、それをソーシャルセキュリティだけでは足りない年間生活費に充てる(それが表の中央の金額=貯蓄額の生み出す4%)という考えでした。

なんともアメリカらしい考えです。

資産運用

つまり、右側の金額さえ貯められれば、老後はソーシャルセキュリティと合わせて生活ができるという考えですよ。まあ、貯蓄が減らなければ、貯金が減っていく時に感じる不安感もストレスも無くすみますね!

年間生活費ソーシャルセキュリティーに
プラス必要な年間生活費
リタイアに必要な貯蓄額
Hawaii$102,381$86,075$2,151,884
California$71,102$54,796$1,369,911
Oregon $69,678$53,372$1,334,309
New York$68,661$52,355$1,308,879
Massachusetts$66,270$49,964$1,249,119
Maryland$65,863$49,557$1,238,947
Alaska$64,846$48,540$1,213,517
Connecticut$63,676$47,370$1,184,272
New Jersey$63,269$46,964$1,174,100
Rhode Island$60,269$43,963$1,099,082
Maine$59,658$43,352$1,083,824
Vermont$58,743$42,437$1,060,937
Washington$56,454$40,148$1,003,719
Montana$54,827$38,521$963,031
Delaware$54,725$38,419$960,488
New Hampshire$54,572$38,266$956,674
Colorado$52,640$36,334$908,357
Nevada$52,284$35,978$899,456
Wyoming$51,877$35,571$889,284
Virginia$51,724$35,418$885,470
Pennsylvania$51,266$34,961$874,026
Minnesota$51,165$34,859$871,483
Arizona$50,809$34,503$862,583
Florida$50,046$33,740$843,510
North Dakota$49,130$32,824$820,623
South Dakota$49,079$32,774$819,352
Utah$48,927$32,621$815,537
Wisconsin$48,774$32,468$811,723
Illinois$48,469$32,163$804,094
South Carolina$48,367$32,062$801,551
North Carolina$48,215$31,909$797,736
Idaho$48,215$31,909$797,736
Kentucky$47,299$30,993$774,849
Louisiana$47,248$30,943$773,578
Ohio$47,198$30,892$772,306
Iowa$46,994$30,688$767,220
Texas$46,791$30,485$762,134
Nebraska$46,638$30,332$758,320
West Virginia$46,486$30,180$754,505
Indiana$46,130$29,824$745,605
Georgia$45,824$29,519$737,976
Michigan$45,621$29,315$732,890
Missouri$45,316$29,010$725,261
Alabama$45,265$28,959$723,989
New Mexico $45,112$28,806$720,175
Tennessee$44,604$28,298$707,460
Kansas$44,451$28,145$703,645
Arkansas$44,197$27,891$697,288
Oklahoma$43,790$27,484$687,116
Mississippi$42,976$26,670$666,772

数字をそのまま受け止めると恐ろしいです。ハワイでは年間生活費が約10万ドル(1千万円)も必要で、リタイアに必要な貯蓄は2ミリオン(2億円)以上

私の年間生活費はそこまでかかっていないです。皆様の州のところの数字はいかがですか?

一番下のミシシッピーだと、66万ドル(7千万円ほど)の貯えがあれば良いわけですが、それだって、私には遠いなー。悲しいですが、自分には非現実的です。

ソーシャルセキュリティーだけじゃなかなか生活できないというのも、悲しいですよ。

FYI 職場の先輩より:
ソーシャルセキュリティの公式ページには「平均的な人は、現役時代35年間の平均給与の40%相当の年金を受け取ります」と書いてあります。35年以上働いた人は年収の高かった35年の平均を取ります。35年働いてない人も35で割られてしまいます。
ソーシャルセキュリティーはアメリカで10年以上働いていればもらえます。

この表をご覧になって、ほっとした方もいれば、撃沈された気分になる方もいらっしゃると思いますし、やはり老後は日本かな、という考えが頭をかすめる方もいらっしゃると思います。

「老後は生活費のかからないステイトで」とお考えの方もいると思います。

気候や住みやすさも大事なので、生活費だけでは判断できかねますが、ご参考にまで。

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